素晴らしき愛好家、アルベール・バニョさんの書斎(イタリア/カロルツィオコルテ)
2018年04月23日

バニョさんはパリ生まれ。ノートルダム大聖堂からすぐそば、パリど真ん中で生まれたらしい。イタリア人の奥さんと出会って、いまは北イタリアのコモ湖近く、カロルツィオコルテという静かで小さな町に住んでいる。
紙を使ったすてきな人形劇を作り、自分で演じる。子ども向けの人形劇のワークショップも、色々なところから招かれて行っている。
バニョさんのお宅の中は、人形劇のお宝でいっぱい!
書籍や映像資料もさることながら、圧巻なのはバニョさん独自の人形劇研究ファイルの数々。
バニョさんの研究テーマの一端を紹介すると・・
・ヨーロッパのプルチネラ全種類
・人形劇が登場する風刺画
・人形劇が登場する広告
・人形劇が登場する切手コレクション
・人形劇が登場するマンガ
・キャストレ(castelet: フランス語。路上人形劇で用いられる小さなプロセニアム)の歴史
バニョさんは現在、世界人形劇連盟(UNIMA)という世界中の人形劇人が加盟している組織の、「中東と北アフリカ地域」の事務局長を務めている。